新潟県妙高市 惣滝(日本の滝百選)
2016 / 05 / 12 ( Thu ) ども。
本日はさっそく本題へ。 GWツーリングの2日目、滝巡り2カ所目は新潟県妙高市の惣滝でございます。 観光協会HP 日本の滝百選に数えられる新潟を代表する滝の一つです。 温泉街(というか、もっとひっそりとしています)の手前に駐車場があり、そこから歩いて目指します。 断崖を沿って続く遊歩道を暫く進むと、対岸に一筋の煌めきが。 ソーメン滝。 ![]() ![]() ![]() 雪渓から流れ出、雪渓に注ぐ姿は実に優美であります。 途中で分岐するのも面白いです。 そんなノンビリとした行程を一変させたのが溢れ出る水であります。 総滝へ向かう途中に立派な橋が掛かっているのですが、その先は小川のようになっておりまして、引き返す方もいる中、一組が果敢にも断崖脇の石を渡って進んでおりました。 確実に滑るだろうと思ったワタシは、橋の手前から3mほどの石垣を降り、川辺から遊歩道へ回り込むことにしました。 ![]() 総滝はまだ見えませんが、奥に権現滝が垣間見えます。 遊歩道を流れる水に難儀しながら、総滝へと続くつづら折れを登ってゆきます。 流水が切れた頃、断崖の向こう岸に権現滝を至近に見ます。 ![]() ![]() 26mほどですが水量も多く、断崖越しに眺めるとあって迫力があります。 途中、50cmあるかどうかの道幅になったり(片側は断崖です)、その幅にある岩の急斜面を鎖を伝って登ったり、なかなかにスリリングな行程となりました。 そして、遂に目指す惣滝とご対面。 ![]() 落差80mを誇る巨爆ですが、残念ながらこれ以上の接近は諦めました。 オジサンが立っておりますが、そこまで行くのも相当勇気が必要です。 ![]() 20mはありそうな斜面を、左手の岩を手がかりにカニ歩きをする必要があります。 チョットでも足を滑らせたら谷底です。 そんな危険を冒すことは出来ません。 観光協会のHPに「展望ポイント:惣滝展望台・滝つぼ附近(滝つぼへのルートについては要確認のこと)」と書かれている意味が分かります。 水量が少ない時ですと川を遡上して(ジャブジャブですな)、滝壺まで辿り着けるようですが、まあ写真の通りに豪快な瀑布っぷりでございまして、当然ながら川に入れば流されてしまいます。 滝壺は拝めませんでしたが、それでも迫力のある姿でした。 ![]() これが80mあるんだと思うと――チョット悔いが残りますね。 全貌を見たいと思わせる、名瀑に相応しい姿でした。 見事さと口惜しさから、思わず「ぐああぁ」という嬉しさ半分、もどかしさ半分の感情を抱かずにはおれませんでした。 動画も撮りましたのでどうぞ。 [広告 ] VPS Youtubeでも見られます さて、次回は滝巡りの最終編、新潟県妙高市の苗名滝でございます。 これも凄かったです、ハイ。
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heininさん、こんにちは(´∀`) 惣滝への道はかなりハードですね! 片側が断崖の狭い道を進んだり、鎖を登ったり。 豪雪地帯だから冬はもちろん近づけないし、今の時期は雪解け水?が行く手を遮ろうとするし。 でも行きづらい滝ほど行き着いた時の感動は大きいですよね(^^) 体を使っただけ印象が強く残りますし。 立山へは何回か行ってますが、「立山黒部アルペンルート」でみくりが池とか黒部ダムなどの決まりきった所に行ったぐらいなんですよ。 (あと雄山にも登りましたが) 「あまり歩かないオススメ」が分かるほどではなくて…。 お役に立てなくてすみません(^_^;)
by: はなみづき * 2016/05/15 17:26 * URL [ 編集] | page top↑
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今こんばんは、はなみづきさん。いらっしゃいませ。 コメントありがとうございます。 予習はしていたのですが、思った以上に道が悪かったです。 私が立った場所までは、他の方も行けたのですが、その奥になると一組だけ、オジサン――というか、お爺ちゃんとお孫さんのみ。 非常に勇気があります。 道中すれ違った方の表情も苦笑というか、お互いに「大変っすね」という無言の了解があったように感じます(笑)。 いいものを観たと思う反面、やっぱり心残りがありますね…。 どうも無茶なお願いを致しまして、誠に申し訳ありませんでした。 東海方面の情報があまりにも素晴らしいし、色々と巡っておられるようですので、つい考えなしに書き込んでしまいました――いや、アルコールのせいでもあるのですが(笑)。 キオツケマス。 |
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