Ninja250R | ツーリング 栃木県那須塩原市 スッカン沢の滝めぐり その1
2016 / 07 / 17 ( Sun ) ども。
本日はワタクシ的連休の最終日ということもあり、翌日に備えて何もしないで寝て過ごそう――と思うくらい、前日の疲れがドッと出まして、一時はもういっそのこと家から出ないで過ごそうかと考えたほどです。 結局、当初の予定通りにバイク屋へ行きオイル交換を済ませ、帰ってきてからチェーンや各種ワイヤーのメンテやら、ついでに相棒をフキフキして過ごしました。 その後、昨日のツーリング・レポートの準備で写真の選定をしておりましたら――寝落ちしてしまいました。 足の疲労が半端ないですね、ええ。 さて、昨日訪問した栃木県那須塩原にあるスッカン沢の滝巡りです。 塩原温泉郷HP 走行ルートの県道56号はウェットで、雨の影響で流れだした木の枝や葉っぱが路面に広がり、気持ちの良い道とは言えない状態。 そして、何より思っていた以上に気温が低く、メッシュジャケットでは寒いくらいで、気持ちの良い道中とは言えませんでした。 また、現地には13時半頃に到着しましたが、目的地の前後には薄っすらと霧が立ち込め、気持ちの良いスタートとは言えませんでした。 ![]() それでも、先客があったのは驚きですね。 気を取り直して、とりあえずいつもの撮影装備を用意して――と、ここで広角レンズを忘れたことに気が付きました。 こりゃまた気持ちの良い出発準備ではありません。 ま、便利ズーム1本でやるしかないか。 駐車場には奥へと向かう入口が。 ![]() 階段もあり、いかにも遊歩道といった趣です。 ![]() 橋を渡って進むと前方に金網が現れ、右方向へ踏み跡が続いています。 その踏み跡を辿ると、なぜか道路に出ます。 これはオカシイ。 道路から踏み跡まで戻り、地面をよく見てみると――金網の後ろを通る形で踏み跡が続いています。 途中にはペットボトルも落ちており(ゴミは持ち帰りましょうね)、ここが遊歩道の入口か、なんて思ったのですが… 遊歩道と言うにはあまりに細く、獣道やガレ場を?マークを頭上に灯しつつ、15分くらい進んだところで明らかに違うと確信しました。 ![]() どう考えてもここが遊歩道のワケない!! 気付くの遅えよ、オレ!! とりあえず駐車場へ引き返し、案内看板を確認することに。 ![]() なんということでしょう!? 道路を渡って反対岸が入口ではありませんか!! 寒いほどの思いをしてやって来たのに、もうこの時点で汗が噴き出している状態。 マイナスからのスタートとなりました。 まったく、悲しいほど気持ちの良い(略)。 さて、口からエクトプラズムが抜けるように、気力がフワッと抜けたのも束の間、入口を見つけた以上は突入するしかありません。 ![]() 道路からも下へ降りる階段が見えますね。 綺麗な案内、綺麗な階段。 ![]() 階段を降りるとトラロープ。 ![]() ロープがたるんで全面通行ホニャララの紙が地面に落ちております。 ホニャララとは、「できない箇所もありますので注意して下さいね」ということなんでしょうね。 コンクリとアスファルトに別れを告げ、木々の生い茂る土に一歩踏み入れると、 ![]() これぞ遊歩道といった趣です。 駐車場から降りた道とは大違いのすけでございます。 しばらく進むと分岐点。 ![]() 斜面階段の道が通行止めです。 ここは大人しく石畳の道へ。 帰路の分岐点には通行止めの合図はなく、せっかくだからと斜面階段の道を進んでズザーッとなったのは後の話―― さて、石畳の道を進むと河原に出たのですが、大きな石だらけで遊歩道らしくありません。 脇でお食事中のお二方に挨拶をし(これが道中に出会った唯一のヒトでした)、とりあえず歩を進めたのですが、やっぱりオカシイ。 引き返してお二人にお話をと思ったところ、ワタシを見るなり「チョット戻ったところに登る場所がありますよ」とのお言葉が。 どうもありがとうございます!! よっぽど頼りなく見えたのでしょうね。 Tシャツ、ジーパン、腰にライジャケ、おまけにライディングシューズ。 とても山に入る姿ではありません。 お前はアホかと、山を舐めてるのかと。 さて、とても親切なお言葉に気持ちは昂ぶり、マイナスからのスタートであったことも吹き飛び、無事に復帰した遊歩道を進みます。 ![]() ところどころ短い登りになりますが、基本的に下り道です。 歩きながら「行きに下りが多いということは、帰りは当然――はぁ~」と、気落ちも致しましたよ、ええ。 そんなこんなでやってきたのがソ連の――素連の滝(それんのたき)。 ![]() スターリンともフルシチョフとも関係はなく、そういう名称だということです。 しかし、肝心の滝はというと―― ![]() ![]() 滝というより渓流じゃね? 確かに水が乳青色でとても綺麗ではあるが―― と、対岸に目をやれば、 ![]() うひゃ~、滝だらけ!! 壁面から幾筋もの流れが確認できます。 もうテンション上がりまくりです。 このソ連――素連の滝、全福が100mとも150mとも言われ、流れ落ちる様子から「すだれの滝」とも言われるとか。 木々が遮って全容が掴めないのが残念ですね。 渡渉すれば間近で見られそうですが、そんな装備は持ち合わせておりません。 この辺の沢色は見事な乳青色で、プールかと思うくらいです。 ![]() これが天然モノなんですから驚きです。 再びテンションが上り、次なる滝を目指して進みます。 が、 ![]() こういうのが転がっているということは、何かの拍子で同じことが起こる可能性があるということですね。 そんな危険性もあるとは言え、次の滝を目指すのが滝野郎というものです。 素廉の滝から数分(だったと思う)、仁三郎の滝(舞姫滝)に到着です。 ![]() 上部から覗き込む形になりますが、水量が多く、滝壺の色や奥へと続く断崖沿いの流れが印象的です。 ![]() 仁三郎の滝から数分(と思う)、遊歩道の名称にも冠せられた雄飛の滝へ到着。 専用の観瀑台を装備。 ![]() この雄飛の滝も水量が多く、見事な瀑布なのですが、観瀑台からは一部しか見えません。 観瀑台の脇から崖沿いに覗きこみましたが、やっぱり結果は同じ。 ![]() 非常にもったいないと思っておりましたが、どうやら下に降りるルートがあるらしいです。 そこからは滝壺を含め、全貌を拝めるとか。 次回の宿題でございますね(結構ツライので当面は無理)。 と、ここまでのルートで大体1時間弱です。 少し歩きにくい所もありますが、比較的ラクなトレッキングです。 この先が――まあ歩きにくいというか、アップダウンがあるというか、通行止めというか、自己責任でお願いします的なルートになります。 そのあたりは次回の後編にて。 メシの準備もありますし、何より疲れているので今日は無理ってモンです、ハイ。
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