静岡県西伊豆町 三方滝
2016 / 11 / 25 ( Fri ) ども。
昨日から今朝にかけて大層冷えましたね。 雪に見舞われたところも多かったようですが、幸いにも自宅~会社のルートは昼前後に「みぞれ混じりの雨」があった程度で、問題なくバイク通勤が可能でした。 昨日の帰宅時の気温は2度とか表示されておりましたが…。 しかし、今朝の冷え込みもなかなかのもので、隣に止めてあるスクーターのシートが凍っておりましたね。 車の窓も真っ白で、暖気をしない(ご近所の「耳」もありますのし)でスタートさせた相棒も、直後にストール致しましたよ、ええ。 さて、本日は11/20の静岡県西伊豆町の滝巡りツーリング その3 三方滝です。 この度のツーリングの目的地であります。 前回、大滝の滝口までご紹介しましたが、 ![]() 渓流を左手に見ながら先へ進みます。 しばらくすると、冠水地帯が待ち受けております。 ![]() 水深は4cmほど。 防水シューズのシンテーゼであれば、つま先立ちで渡渉可能です。 増水時は長靴が必要になると思いますが。 渡りきると、道の様相が一変し、大きめの石が転がる林道になります。 右手には小屋と破棄されたトロッコが。 ![]() 伊豆天城鉱山(関連項目 Wikipedia)と書かれていますね。 興味をそそられた方はGoogle検索 伊豆天城鉱山からお調べ下さい。 右手に沢を見ながら、この「大雨の後は川底なんじゃね?」ってな具合の道を進みます。 ![]() 途中、砂防ダムの場所が少し開けていて、少し秋の風景を楽しむことが出来ました。 ![]() ![]() そこから少し歩くと石垣が見えてきます。 ![]() この石垣を超えた辺りが、これまた少し開けておりまして、チョット逡巡しましたが、右手の渓流を見ると――目印を発見。 ![]() 沢が合流する地点に橋の残骸(ポール)があります。 その奥には橋が見えます。 石を足がかりに沢を超え、橋に到着。 ![]() それなりに傷んでおりますが通行可能です(でした)。 橋を渡ると分岐です。 ![]() まっすぐ進みたくなるのが常人の心理ってものですが、滝を目指すには右手の岡を超える必要があります。 丘を越えると滝が現れます。 ![]() ――これも罠です。 近づいても道はありません。 ホイホイと寄って行くのは性ってもんです、ええ。 ![]() この滝を右手に見ながら岡の上を進むと、沢に降りられる箇所があります。 ![]() 沢に降りたら渡れるところを渡って下さい。 奥に階段が見えますね。 ![]() 階段方向へ進み、先程の滝へと向かいます。 ![]() この滝、小さいながらも雰囲気は良いです。 ![]() 小さな滝を左折すると三方滝が見えます。 ![]() が、手前の岩壁が邪魔でよく見えません。 下に降りるため、小さな滝の脇から侵入します。 ![]() 周囲は道がありませんので、TPOに合わせてお進み下さい。 下りたは良いものの、まだ左側の岩壁が邪魔です。 ![]() ここで対岸に渡れないかと見回しますが―― ![]() 10mほどのナメる川底に阻まれます。 小さな滝の脇ですら、まるで氷上にいるかのように滑ります。 まるでグリップが効かないのです。 防水シューズのシンテーゼ君でも、この状況下では渡渉は無理ってもんです。 大人しく、移動できる範囲で撮影を行いました。 ![]() ![]() ![]() 一部が手前の岸壁で跳ね返る『ヒョングリ』を伴う面白い構造をしています。 対岸に渡れば正面からヒョングリを見ることも出来ますが、これはハネ具合を横から眺めるのが気持ち良いです。 [広告 ] VPS Youtubeでも見られます 来られる方は、是非とも渡渉可能な装備でお越し下さい。 対岸からは、きっと違った世界が広がっていると思われます。 …チョット残念だったなぁ。 大滝からはだいたい30分以内で来られますので、近くに寄られた方は――って、気軽にオススメできる場所じゃないですな。 さて、三方滝を後にし、帰路につくわけですが、小さな滝の脇にある階段を降ると、前方に階段が見えてきます。 奥には橋もある。 ![]() 橋は沢に降りる前から見えていたものでして、もしかしたら、 ![]() この分岐を真っすぐ行った先にあるのではないか、ひょっとすると楽に行き来できるルートなのではないかと思い、階段を登ってみることにしました。 登った先は―― ![]() どうやら鉱山の入り口のようです。 橋に見えたものは―― ![]() トロッコのレールに板を渡しただけの代物でございました。 5、6mはある深さのところに渡してありますので、行ってみようという気は起きませんよ、ええ。 ちなみに、分岐をまっすぐ進んだらどうなるのか、確かめた画がコチラ↓ ![]() 建物の奥、右にカーブした先が先程の『橋』です。 と、ルートの確認もでき、それなりに満足致しましたので帰路につくことにしました。 帰りしな、もうチョット整備されていて、カエデやモミジが群生していたら、観光の目玉になっていたかもなぁ、とか考えたり。 ![]() 両脇が紅葉していたら壮観だったのに…。 帰りは全面下りになりますので、40分ほどで駐車スペースに辿り着きました。 時刻は14時過ぎ。 帰りの事を考えると、少しでも早く出発したほうが良いのですが、行きに通り過ぎてしまった三階滝が気になって仕方ありません。ということで、帰路に寄ることに致しました。 ――続きはまたの機会に。 ではでは。
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こんばんわ~ 今回の滝はまるで探検でしたね。 鉱山跡地なんてワクワクするようなちょっと怖いような^^ 腰まであるウェーダーが必要かもですね(笑) 前回記事の滝と虹も凄く素敵でした♪
by: ぴしくる * 2016/11/25 21:57 * URL [ 編集] | page top↑
--ぴしくるさんへ--
こんばんは、ぴしくるさん。いらっしゃいませ。 三方滝へは事前の情報収集が欠かせませんでしたね。 調べていながらなお探検気分が味わえました(笑)。 今のところはこれが限界ですねぇ。 これ以上望むなら、ホントにしっかりとした装備が必要になりますね…。 滝の前の虹を見かけるとテンションが上りますね!! 虹を見かけてはしゃいでいた純朴な気持ちを、ほんの少しだけ思い出させてくれる貴重な存在です(笑)。 |
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