静岡県西伊豆町 三階滝
2016 / 11 / 29 ( Tue ) ども。
前日に、とりあえず今回使う写真の選別を行っておりましたが、気がつかないうちに寝入ってしまいました。 いわゆる『寝落ち』でございますね。 まあ、ほぼ毎日寝落ちしておりますので、特別なことではありませんが、『ねおち』で一発変換の世の中ってどうなんでしょうね。 さて、本日は11/20の静岡県西伊豆町の滝巡りツーリング その4 三階滝です。 前の記事 静岡県西伊豆町 三方滝の最後に触れましたが、行きに通り過ぎてしまったこの三階滝。 県道59号を南下するルートの場合、目印がないのが困りものです。 訪問される方は、上にある地図を拡大して頂くか、『拡大地図を表示』でグリグリと倍率を上げて頂ければ分かりやすいと思います。 GPSロガーの記録と、訪問された方々の記事を照らし合わせておりますので、大きく外れていることは無いと思います。 車2、3台分の駐車スペースと、ガードレールの切れ目が目印ですが、こんな場所、ルート上にいくつもありますがな。細心の注意を払っていないと素通り確実です。 ![]() 反対側からやってきた場合、申し訳程度の看板がありますので、少しは分かりやすいと思います。 ![]() 全長1600Mと、恐ろしげな数字が目を引きますが、コース全体の長さなのでしょう。 滝だけが目的であれば、ほんの数分、以前訪問された方によれば5分とのこと。 実際は、そんなお手軽チックな予想を超えるものでしたよ、ええ。 ガードレールの切れ目から見ると―― ![]() ルートがハッキリしません。 一見したところただの斜面で、ところどころ木の階段が残骸として見え隠れしている状態です。 とりあえず一歩を踏み出しますが――これはキテる!! 地面がフカフカで、足元が頼りないことこの上ありません。 ほとんど往来が無いことがうかがい知れます。 それでも、5分という言葉に背中を押され、滝を目指すことにしました。 下ってゆくと、急斜面に行き当たります。 ![]() 2年半前に訪問された方の記事で『分岐に来たら右』とありましたので、それに従います。 しかし、これじゃあ左という選択肢は無いとおもいますよ、ええ。 少し進むと、急斜面がお出ましです。 ![]() フカフカで足腰には優しいですが、ズザーっとなる可能性があるので精神的に厳しいです。 降りきったところで、来し方を振り返れば―― ![]() 階段の残骸があるものの、帰りがチョット心配になりました。 そして、前方には倒木が通せんぼ。 ![]() この倒木をくぐり、そのまま土手状のルートを進むかに見えますが―― 実際の傾斜はご覧の通り。 ![]() 滑るし、崩れるし、とても乗り越えられそうにありません。 倒木の下側を進むことにしました。 ![]() あ、奥に滝が見えますね。 ※注意 この倒木は腐食が激しく、枝の部分はほぼ樹皮しかありません。 万一、滑ったときに対応できるよう、枝ではなく幹を掴んで移動しましょう。 倒木を越え、チョット進んで振り返ると―― ![]() 果たして、正しいルートを進んだのかどうか、判断に困るところでございます。 とりあえず進めそうな場所を選んだに過ぎませんので。 無事に滝とご対面―― ![]() と言いたいところですが、 撮影場所に辿り着くにはガレ場を超える必要があります。 ![]() 頭上はオーバーハングした崖になっておりまして、『なるほど、これが崩れたのね』と得心したのであります。 …心中穏やかじゃありませんよ、ええ。 しかし、ここまで来た滝野郎としましては、もう少し近付きたい、上から見るのではなく、せめて滝と同じ高さで正対したい、なぁんて思ってしまうのも性でございます。 滝壺とほぼ同じ高さまで辿り着くには、更にガレガレな岩場を超える必要があります。 ![]() ひゃっほーい!! 滝だぜぇ~!!!! ![]() …バカです。 バカですとも、ええ。 [広告 ] VPS Youtubeでも見られます で、帰路ですが―― 手探りだった往路とは異なり、多少勝手が分かっておりましたので、ほんの少しだけ楽でした。 しかし、滑りやすいガレ場と、崩れやすい急斜面のお陰で、相棒の元に戻ってきたときには汗塗れで息も上がっておりました…。 大きな看板や案内図がなくて良かったですよ、ホントに。 一番最初に訪れていたら、その後の行動に影響が出た可能性大です。 また、一見さんに興味を抱かせないという点で、これはこれで正解なんじゃなかろうかと思った次第です。 もし、興味を持たれて『よし、行ってみよう』と思われた奇特な方がおられましたら、夏と冬以外の訪問をオススメ致します。 夏は木々や草のせいでルートの判別が難しくなるでしょうし、冬は気温が下がれば色々と困難が増えるでしょうし――。 ということで、チョット長くなりましたが、11/20の静岡県西伊豆町の滝巡りツーリングは今回で終了です。 空腹で1リットルも空けてしまうと、どうにも目の前がクラクラしてしまいますので。 ディナーの準備がございますので、今日のところはこの辺りで。 ではでは。
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heininさん、おはようございます。 何すか、このルート。 とても一般向けではないですし 事前情報ないと絶対無理でしょう.. 滝なんて、案内板とか名前すらないのが 無数にあると思うのですが、 こういう場所は、そのクラスにしておくべき かと思うのですが ..無事で何よりですが..
by: 三島の苔丸 * 2016/11/30 05:15 * URL [ 編集] | page top↑
--三島の苔丸さんへ--
こんばんは、三島の苔丸さん。いらっしゃいませ。 短いとはいえ、まったく凄いルートで、全面悪路というのも面食らいました。 前日に調べておいて正解でした。 確かに、この三階滝は案内の看板がない方が良いと思います。 何も知らない方が訪れることは滅多にないのでしょうが、興味本位で行かれても大変ですしねぇ…。 かつては整備されていたのでしょうが、数年もしたら人工物が埋もれてしまい、自然のままになると思います。 そうなる前に、関係者以外立入り禁止か、看板を取っ払った方が良いでしょうねぇ。 滝野郎としてはチョット複雑な心境ですが(笑)。 |
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